下水道施設の整備と拡大が進んでいる時代、過去に施工したマンホールのメンテナンスも重要な問題になっています。
HI-PLA調整リングは、現場で施工されている方々と、設計者との相談と指導に基づいて開発された、新素材プラスチック(エコロジー/リサイクル製品です)を採用しております。
斜壁とマンホール受枠の間に挿入することにより舗装面との高さや勾配に的確に対応します。
軽量・組立式で施工も簡単、省力化と共に現場の早期復旧を可能にした、これからの注目製品です。

●フラット型 ●テーパー型
HI-PLA調整リングは、フラット型とテーパー型の2種あり、高さに応じて、それぞれの組み合わせにより的確なかさ上げ調整が可能です。


従来工法
HI-PLA調整リング
特徴
●マンホール受枠と斜壁の間にモルタルを注入する、この際斜壁に添って内側、外側にモルタル注入枠を必要とします。
●モルタルの即固性もあるが、固性力を発揮するには少々時間がかかります。
●施工後の高さや勾配調整は不可でモルタル解体(破砕)からやり直します。

●マンホールのかさ上げは10mm単位の調整 (HI-PLAの組合せ)によりあらゆる高さと道路勾配に対応できます。
●寒冷地においての凍結破損は皆無です。
施工性
●全て軽量組立工法だから設計の手順で組み立ててゆけば、工程に待ち時間や難しさは一切ありません。
●熟練を要さず20分程でマンホール受枠まで、完了します。
●特殊な道具は使いません。
●初めての方でも簡単に施工できます。
耐久性
●モルタルのヒビワレ〈衝撃や熱(温度差)など〉は道路の使用条件により大変厳しいものがあります。
●特にヒビワレが多く発生しております。
●ヒビワレは、マンホール蓋のガタツキの原因であり、ガタツキ音の発生につながります。
●腐食せず、耐久性に優れ、ヒビワレ、破損等はありません。
●組立マンホールの調整ブロックにも使用できます。
水密性
●モルタルのヒビワレは、そこから雨水などが流れ込み、新たな破損を生じ、流水妨害を起こします。 ●最近のマンホールは、機能上高い水密性を求められています。
●そんな期待に充分その性能を発揮します。
経済性
●モルタル作業の、コスト負担は大変大きい。
●モルタルの割れは、水密性の破壊のみでなく、全体のライフを縮めます。
●施工時間が短縮されます。
●特殊工具を使わないメリットは大です。
●後日のメンテナンスも、容易に対応できます。