マスと本管を簡単・自在に接続

ジョイントレス-パイプは硬質塩ビをコイル状に連続成型した外装に
軟質塩ビで同時熔着成型した構造体です。

外圧衝撃に強く内圧に対する水密性にも優れ、しかも柔軟性があり高度な
偏芯性能を持っています。

下水道芯管材として業界の技術革新に貢献します。


構造

※端口の標準は受口/挿口ですが、ご要望により受口/受口又は、挿口/挿口 等をご指定ください。



優れた耐震性
   地震のゆがみを吸収し衝撃を分散、免震効果を発揮します。
地震による地盤沈下や地層変動は埋設管に歪み圧をもたらし接続部などの弱い部分に衝撃が集中して破損します。ジョイントレス-パイプは、縦横からの衝撃を吸収して応力を分散する構造的能力(偏芯性)をもち、下水道機能を最大限に保護します。
合理的な施工性
   マスから本管までジョイントレスパイプ1本です。
下水道マスから本管までのどんな経路、形状でもジョイントレス-パイプは継ぎ目のないワンユニットで接続します。途中にガス管や水道管など埋設物(障害物)があってもこれを避けて自在に敷設でき、しかも極めて短い時間での施工を可能にしました。
口径はφ100、φ125、φ150の3種類。
長さは20cmピッチの選択制、加工とムダがありません。
本管への挿入角が合わせ易いです。
内面は平滑で流れはスムースです。また耐薬品性にも優れています。

従来型塩ビ管との比較
ジョイントレスパイプ
従来型塩ビ管
可とう性
水密性

コイル状の連続成型による蛇腹構造は可とうの基本形と云えます。同時に内壁の軟質塩ビによるチューブ成型はまさに一滴の水も漏らしません。

剛体の塩ビ管にかかる土圧は極部に圧力が働き破壊の原因になります。
耐久性
材質及び構造に於いて塩ビ管と同等以上です。
施工性
経済性

施工上の経済的効果は断然優位です。メンテナンスフリーに大いに期待できます。
可変継手とパイプの接続加工は部材と工賃の負担を嵩みます。


種類と形状特性

品  番
口 径
内 径
外 径
最小曲げ半径
(中心径)
伸縮率
標準長
JP-100 φ100 107.0 123.0 R400 ±22.8% ●長さは1000mmから6mまでの
 20cm刻みとなります。
●6m以上10mまで特注とします。
JP-125
φ125
129.5
147.5
R500
±15.6%
JP-150
φ150
153.5
174.0
R600
±14.0%