クールペイヴは再生古紙から作られています。
1.粉砕古紙
現代文明の産物《古紙》は膨大な量の廃棄物です。
2.ペーパースラッジ
紙の再生過程で、粘土、繊維質、重金属など約30%が汚泥として排出されます。これをペーパースラッジ(PS)と云い製紙産業廃棄物です。
3.高温焼却処理
PSを約1000度で焼却すると0.5〜100ミクロンの粉塵焼却灰(PS灰)となります。
4.1250℃でセラミック化
陶磁廃材、廃粘土等に50%以上のPS灰混入技術(特許)の成功により、超微細な空障を持つ多孔質構造セラミックが完成します。


高保水性・透水力 保水力実験
当初
    ↓20分経過後
20分経過後

コップいっぱいの水はクールペイヴに吸水されてゆきます。1個当たり300〜420ml(KB-S6型)を完全に保水します。
最大40%の気孔率を持つクールペイヴは他に類を見ない高い保水力・透水力があるということが実証されています。そしてこの能力が真夏の高温道路のラジエーターの役割を果たすのです。
高強度・高耐久性 1250度で高温焼成したセラミック〈クールペイヴ〉はコンクリートの2倍以上、透水インターロッキングの3倍以上の強度をもちます。しかも、アルカリや紫外線による劣化は全くありません。耐用年数は50年〜100年を見込めます。
高リサイクル率 ペーパースラッジ50%以上、陶磁器廃材25%以上使用しています。又、当製品の破材は河川や湖沼、海底等に入れて水質浄化に役立ちます。
資源の再利用と、環境の浄化に最も有効な性質を持っています。